ブラウザだけでStable Diffusionで絵を描く~お正月編(令和6年バージョン)
近年、急速に知名度が高まった生成AIですが、その中でも画像を生成するAIで一躍有名になったのがStable Diffusionです。
Stable Diffusionは、テキストを入力すると、それに応じた画像を高品質に生成することができるAIモデルです。人物や動物、風景など、さまざまな画像を生成できます。また、生成する画像のスタイルもいろいろあり、イラストや写真、水彩画やアニメ調など、自分の好きなテーマでAIに生成してもらうことができます。
Stable Diffusionはオープンソースで公開されていて、誰でも無料で利用できます。Stable Diffusion Web UIというブラウザ上で動作するアプリケーションを使えば、プログラミングの知識がなくても簡単に画像生成を行うことができます。また、Stable Diffusion Onlineというサービスを使えば、クラウド上で高速に画像生成を行うことができます。
私も昨年(令和5年)、Stable Diffusionを使って絵を描く方法を紹介しました。
今回は新しくなったStable Diffusion Web UIを使って、最新の生成AIを使って絵を描いてみたいと思います。
Stable Diffusion Web UIは以下のURLから利用できます。
Stable Diffusion Online
https://stablediffusionweb.com/


Promptのところに、生成したい画像の特徴やキーワードを英語で入力します。
(日本語もある程度いけるようですが、英語のほうが正確に認識してくれるようです)
今回は以下のプロンプトを入力してみました。
Prompt: Japanese New Year, A dragon drifting on the moon with a golden ball, ultra detailed, 8k
日本のお正月,黄金の玉を持った龍が月の上で漂っている様子を漫画風に描いてもらいます。
さらに、新しい機能でStyleが選べるようになったようなので、今回はマンガ調にしてみました。
Styles: artstyle-pop art
[Generate]ボタンをクリックすると、40~50秒ほどでAIが作成した画像が出来上がります。

クオリティ、ヤバすぎです!
ただ、「黄金の玉」がどこかにいってしまっています。
同じプロンプトでスタイルを変えてみました。
Styles: artstyle-pop art

こちらも恐るべきクオリティ!
そして今回はしっかりと「黄金の玉」が.....あれ?落としている...?
細かい点はともかく、雲やウロコの画質がすごすぎます。
こんな感じで簡単に画像を生成できるので、いろいろと試してみてはいかがでしょうか。
今年もよい一年になりますように!
※生成した画像はブラウザで保存できます。GoogleChromeの場合は、画像の上で右ボタンをクリックして「名前を付けて画像を保存」をクリックすることで保存ができます。